蒼い栞

過ぎ去ったすべてと僕の愛する人生に捧ぐ

加速と瓦解

加速していく。

思考が、自転が。

 

瓦解していく。

記憶が、……が。

 

何一つ、手に入らなくとも。

 

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月へと跳ぶ

しなやかに

ゆるやかに

たおやかに

かろやかに

月へと跳ぶ

 

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君へ

光も

夢も

明日も

命も

想いも

言葉も

挫折も

愛も

過去も

笑顔も

世界も

 

すべて君のもとへ

 

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ひとり

いつか

いつか

いつか わかるはず

 

蛍光灯のまぶしさと

バスタブのまぶかさと

郵便受けのさびしさと

 

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選ばなかった言葉

流れ星を君と探した

そんな日々を

ふいに思い出すからだろうか

 

四十億年の孤独の後で

僕は 四十億年前の光を見上げる

 

あの日

君を前にして

選ばなかった言葉がある

 

今はただ

この冷たさだけが

ただ

愛しい

 

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紅茶とマフラー

どこか懐かしい 白い壁が立ち並ぶ街

枯れ葉を踊らせる つむじ風はもう消えた

 

グレーのマフラー 高まる心止めないで

魔法の夜に投げたボール 明日に届く

 

ぬるい紅茶の澄んだ色 まだ行かないで

風車は星屑を眠らせ 風を呼び起こす

 

この次 ふたつの針が出会うのは夢の中

 

忘れないで

道は見えなくても そこにある

 

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