2017-04-28 水槽 詩(30〜35) 透き通る鼓動 ただまっすぐな想いに打たれて 打ち寄せる切なさを感じていた こんなに穏やかな時があったなんで 春の夜の底を歩く 一つ一つを愛せるかな 忘れた想いを混ぜたような 優しい風が胸を溶かす 春の夜の底を歩く 見上げた月は暖かかった 重ねた想いが充ちた匂い 遠くの光が滲んだから そっと過ぎる今のなかで ぼくは君を愛するだろう