病院の白さは なぜあんなに際立つのか 揺るがないものと 定まらないものと 希望と絶望と 渦まく箱の中 コントラストの境界線を僕は知らない
甘いカスタードクリームを 気の抜けたジンジャーエールを 現実に迎合する大人を 一瞥するように旅に出よう 向かうは南西 僕の心は色のない……のように 夕暮れの地で君を射つ
残響がこの身を砕いて 後悔が記憶を染めて 真実が存在を忘却する ならば 果たして 残るものは この詩か骨か
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