キンモクセイの夜 胸を抜ける粒子が 何度でも僕を少年に戻す からっぽの心を残して 煌めくときを溶かして 朧月の下で詩う
冬が来るたび 散っていく葉のように 取り戻すことのできない諸々を 地面を向いて嘆くのではなく それらが自分を育てる糧となるよう 根を伸ばし 幹を重ね 枝を広げ また 新しい可能性が芽吹くのです
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