2016-10-02 決意 詩(20〜25) 今、新たな志を擁いた君に届くようにと 蒼天の花びらにのせて散らした想いは 履きつぶしてきた靴の数々を埋め尽くした 涙で満たした小さな躰を水面に漂わせて ゆれる瞳に燃える剣先を映し出した 遠くその声は鈍色の心に鳴り響いて 響きは爪先から宇宙の果てまでを貫いた 秘密の箱からすべてを振り撒いた後に 一つだけ、この手のひらに掴んだものは 君の…